vintage of ワインバー&レストラン ヴァン・ヴィーノ・ブリュレ / ワイン・ショップ ワインホリック

ヴィンテージのとらえ方

ヴィンテージのとらえ方

一般にヴィンテージというのは、その年の葡萄のできの評価です。過去のヴィンテージ評価を見てみると非常に評価の良い年でも、年が経過すると実はそれほど良いとは思えないような年もあります。またオフヴィンテージとされていたのに、妙に美味しいワインが沢山ある場合もあるのです。また飲み頃があまりにも遅く結果飲み頃に達する前に多くのワインが飲まれてしまっている場合があります。飲み頃に達しないワインは、美味しいというレベルまで言っていないことも多く、せっかく良いヴィンテージのワインを購入しても意味がないことになります。

つまりその年に結果出来上がった葡萄だけでは評価は難しいということになります。ヴィンテージはワインの変化を見ながら、飲み頃を把握し観察していくべきなのです。

最近は葡萄の栽培方法、収穫時期の見極め、醸造技術の発達により、所謂オフ・ヴィンテージと言われてしまうような難しい年でも素晴らしいワインが出来るようになっているという事実もあります。

もし皆さんが、美味しいワインを楽しみたいのでしたら、ヴィンテージの点数ではなく、いかにヴィンテージの特徴を捉えるかに力を費やした方が良いでしょう。

2010年

2010年

2010年は、冬場が極端に寒く春もかなり冷え込み、開花が遅れた。開花時期の収穫予想は9月13日とされたが、6月下旬からから急激に気温が上昇し、7月中旬までかなり気温が上がり期待は高まった。ところが7月下旬になると温度が下がり冷夏の様相。現段階ではかなり心配されているようだ。しかし2008年、2004年など、最近は冷夏でも9月になって天気が回復することも多く、極端な心配はないのではないかと思われる。

2009年

2009年

2009年はここ数十年無かったような特殊とも言えるほど素晴らしいワインが出来た年だ。4月にフランスでいろいろとテイスティングしてみたが、独特のまろみがあり、酒質も強力なのだが非常に上質で若い内からも飲めてしまう親しみやすさもある。

この年は、ヨーロッパ全土で素晴らしいワインが出来たようで、最近下のクラスのワインが輸入されているが、レベルが非常に高く通常よりワンランクもツーランクも酒質が高い。リーズナブルなクラスでも非常に素晴らしいのでこの年はまず下のクラスから攻めるべきだ。

白赤供に絶品で早く飲めるにも関わらず長熟出来る理想的なワインでもある。
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2008年

2008年

2008年は、冷夏で病気も蔓延し糖度が上がらずに9月の上旬でさえも収穫すら諦めなければならないと思っていた生産者もいるようだ。ところが、9月上旬から金が上昇し始め糖度が上がり、結果的にブルゴーニュでは素晴らしい葡萄を収穫できたようだ。

素晴らしい酸を持った葡萄が出来たようで、ブルゴーニュにとってはそれが素晴らしい結果となって現れたようだ。白ワインはオイリーで非常に素晴らしいワインが出来ており、赤もエマニュエル・ルジェは素晴らしいワインが出来たと喜んでいた。

早熟な傾向はあるが、酸がしっかりしているために意外と長熟になるかもしれない。

この年は収穫量にばらつきがあるようで、セラファンやルーミエのように手入れが行き届いた葡萄畑は樹自体の生命力が強く病気もそれ程心配することが無かったようだ。手は掛かったようだが、収穫量は例年と変わっていない。

ビオ・ディナミを初めて数年しか経っていない、樹自体の力がまだそれ程強くない畑では病気が蔓延しかなり苦労したようで収穫量も激減している。この年は生産者をしっかりと見極めることが大切だ。

ワインを飲んだ感じだと、白は抜群に良いワインで、赤は比較的2007年より早く飲めそうで味覚的な魅力が高い。

ローヌから南仏にかけては白ワインは素晴らしいが、赤に関してはかなりばらつきがある。ワインホリックでは実際にテイスティングし素晴らしいワインだけを買い付けたい。
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2007年

2007年

2007年は、基本的には早熟傾向のワインだがブルゴーニュにおいてはまだ飲めるようになっていないものもあり生産者によってばらつきがある。

白はクールな雰囲気を持ち、赤はブルゴーニュらしい古典的雰囲気を持つ。飲めるようになってくると非常に魅力的なワインが多く、早熟な傾向もあるためにこの魅力は数年続くはずだ。

ローヌは非常にスタイリッシュで上品なワイン。世の中ではかなり票が高いようだ。ポテンシャル的には2005年の方が高いのだが、味わい的には非常に魅力のある年だ。
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2006年

2006年

この年のワインはリリース直後は非常に柔らかく見事に美味しかったが、直ぐ閉じ始めなかなか開いてくれなかった。最近ようやく開き始めたワインが出てきているが、それ以外のワインはまだ少し待つべきだ。

ポテンシャル的には高く、かなり酒質が良く魅力的になることは明らか。2007年よりも持っている要素が多い。結果的にはかなり良い年とされるのではないだろうか。
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2005年

2005年

2005年はポテンシャルが高すぎて一部のワイン以外はまだ飲めるワインが少ない。ブルゴーニュ・ルージュクラスでは殆どのワインが飲めるようになっているが、村名となると開いているワインは少ない。白もまた素晴らしすぎて未だに水のように感じるワインが多く良くないのではと勘違いしてしまう人もいるようではあるが、これは開いてくるとかなり喜びを与えてくれるヴィンテージであることは間違いない。1999年程までは堅くないはずなので後2〜3年は最低待ちたい。

ローヌのワインは比較的ブルゴーニュほど迄は堅くない。しかしパワフルであることに変わりない。

この傾向はフランス全土、イタリアワインも同じ事が言える。
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2004年

2004年

2004年は冷夏で収穫前に雨が降り心配されたが、収穫時には強い風が吹き葡萄にとっては非常に良い状態で収穫できた。酸が素晴らしい年で果実味と酸のバランスが非常に整った年と言える。

現在では村名クラスから一部の1級ワインに今最高の飲み頃に入っているワインが多い。まさにブルゴーニュにとっては享楽的とも言えるワインが多い。ただし一部の一級畑から特級にかけては当然まだ早いが、飲める日もそう遠くはないだろう。
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2003年

2003年

2003年はヨーロッパ全土を熱波が襲った年で過熟で酸の少ないワインが多い。そういった理由から今既に落ち始めているワインも多い。ブルゴーニュは気をつけるべきだ。ただ一部の生産者のワインは、まだ飲み頃にも入っていないワインがあり、開いたときはかなり美味しいだろう。ちょっと葡萄ジュース的な雰囲気がある。ルネ・アンジェルなどはもっとおいておくべきである。
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