Dosnon & Lepage ドノン・エ・ルパージュ of ワインバー&レストラン ヴァン・ヴィーノ・ブリュレ / ワイン・ショップ ワインホリック

Dosnon & Lepage ドノン・エ・ルパージュ解説

2011-01-31

ドメーヌ解説

私たちが生まれ育ったのは、シャンパーニュ地域内の南部、コート・デ・バール地区のアヴィレ=ランジェ村です。この地の出身者として、私たちは、モダンでかつ環境を尊重した持続可能型のシャンパーニュ・メゾンを創りだそうと思いました。目指すところは、卓越したシャンパーニュを生み出すことと、私たちのテロワールが有する多様性とクオリティに敬意を払い讃えることです。偉大なシャンパーニュを造るためには、何よりもまず偉大なワインを造りださなければならない、というのが私たちの見方です。

土壌

土壌

ラ・メゾン・ドノン・エ・ルパージュは、ユニークなテロワールを有するコート・デ・バール地区の中心部、アヴィレ=ランジェ村にあります。すなわち、シャンパン生産ゾーンの南部エリアにあたり、ジュラ紀に遡るくねった丘陵の斜面にあるブドウ畑は、シャブリ地区のようなキメリジャンの石灰岩をふまえています。粘土質の石灰岩土が支配的なため、当地のテロワールは、ピノ・ノワールとシャルドネに格別ゆたかな香りと風味を与え、熟成するに従って特別なフィネスと果実味がもたらされます。私たちは、こういうワインを生み出すのに最も適したテロワールを熟知しており、また、ブドウ果とクリュ(畑地)を綿密に選び抜くことによって、複雑で魅力的なワインを造り出すことができるのです。

樹齢25年。芝を残す(理想的な微生物環境、ビオディナミ土壌のため)、雑草コントロールのため鋤で耕す、人工的化学肥料の使用なし。

栽培

栽培

コート・デ・バール地区のテロワールに潜む幸と深遠な可能性を引き出すために、ラ・メゾン・ドノン・エ・ルパージュでは、アヴィレ=ランジェ村に保有する約2ヘクタールの自社畑を手入れする傍ら、現在では他のヴィニュロンが栽培する約5ヘクタール分の畑からのブドウ果を仕入れています。コート・デ・バール地区の土地に敬意を払い、シャンパーニュ地方のテロワールを尊重することは、私たちにとって最優先すべき事柄の一つであり、そのために厳格な作業を要し、注意深く見守ることが必要とされます。

こういった高い品質基準を満たすために、私たちは目的に沿った入念なブドウ栽培に努めています。
ブドウ畑は、地中の微生物環境を良好に保つために、カバークロップでたっぷり覆われています。空気を適切に曝すために土壌は鋤で耕し、化学薬品(農薬や殺虫剤のたぐい)は一切用いません。ラ・メゾン・ドノン・エ・ルパージュは、「グラン・クリュ」や「プルミエ・クリュ」の格付けされた畑で行なわれているよう、品種別に適した仕立て法を採用しています。すなわち、ピノ・ノワールにはコルドン・ロワイヤ式、シャルドネにはダブル・ケイン式です。このような短梢剪定法により、ブドウ果の収量(単位面積当たりの生産量)をコントロールする一方で、ブドウの木の樹勢(葉の茂り)を抑えるために6月に施す有機肥料の量を絞っています。同じく樹勢をコントロールする目的のため、6月には芽掻き(不要な芽の摘み取り)をします。

ブドウの収穫は常に手作業で行い、最適に成熟したブドウだけを選ぶことが可能になります。ブドウを破砕・圧搾する際は、伝統的なプレス機である垂直型圧搾機を用いています。
この方式での圧搾プロセスでは、圧搾機の構造からしてブドウ果の動きがミニマムに抑えられるため、色素流出を免れたごく澄明で最上のブドウ果汁を得ることができます。

醸造

醸造

ラ・メゾン・ドノン・エ・ルパージュでは、グラン・シャンパーニュにとって、オーク樽に優る素敵な容器はないと確信しています。ワインの醸造過程では、ほとんどの期間をオーク樽で過ごし、ビン内熟成には出来るだけ時間をかけます。フィネスと純粋さを保ちつつ、最終的に複雑でフルな味わいへと熟成を遂げることを念頭において、少量のドサージュを行います。
“レコルト”は、ブルゴーニュのピュリニィ=モンラシェ村で造られた容量228リットルのオーク樽の中で、発酵・熟成します。というわけで、木材だけを通してワインと空気中の酸素との接触が可能になり、シャンパーニュが自然に成長と熟成を遂げるのを促し、複雑な味わいが賦与されるのです。
ここでは、5年以上を経たオークの旧樽しか用いないので、新樽のようにタンニンや風味が移ることはありません。とはいえ、ブドウの品種や収穫年によって、力不足で骨格が貧弱なブドウのマストは、フレッシュ感・酸味・果実味を増強するために、ステンレスタンクの中で発酵させなければなりません。テイスティングと分析結果にもとづき、オーク樽で発酵させるべきワインと、ステンレスタンクで発酵させるべきワインを分別しますが、ステンレスタンク行きワインの比率は、いつも極めて少量です。

アッサンブラージュ

アッサンブラージュ

伝統的にシャンパーニュ地方では、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエという3品種のブドウを用い、異なったクリュ、テロワール、収穫年を組み合わせて「年号なしのブリュット」“Brut sans annee”(ノン・ヴィンテージ・シャンパーニュ)”を造ります。
しかし、私たちのラ・メゾン・ドノン・エ・ルパージュでは、他のメゾンとは異なる方針を貫き、この手の「アッサンブラージュ(ブレンド)」方式から訣別しました。常にテロワールをひたすら純粋に表現する方策を模索追求しながら、コート・デ・バール地区を端的に表すユニークな「キュヴェ・モノ・セパージュ」“Cuvees mono cepages”(単一品種キュヴェ)”を造るために、私たちは2つの高級品種(ピノ・ノワールとシャルドネ)のリザーブワインを、それぞれの品種のワインに対して等量(100%)の割合でアッサンブラージュします。
しかしながら、キュヴェ・エクストラ・ブリュット“レコルト・ブリュット” Recolte Brute と、グラン・キュヴェ“アリアンス” Alliance ? では、ピノ・ノワールとシャルドネの二品種を50%ずつの割合でアッサンブラージュしています。これによって、完璧なバランスがもたらされるのです。
毎年私たちは最上の「ヴァン・クレール」 “vins clairs” を選び出して、過去のヴィンテージのリザーブワインとともに、リザーブします。これらのリザーブワインは、シャンパーニュのハーモニーと複雑な味わいを保証するために、オーク樽で保存されます。

環境

環境

ラ・メゾン・ドノン・エ・ルパージュの基本思想は、調和です。私たちがいうところの調和は、それぞれの環境の中における、〈人類の調和〉(テロワールの調和)〈ワインの調和〉を指しています。
私たちは若手のシャンパーニュ生産者ではありますが、環境が各種の調和に対して与える影響について、少なからぬ関心をもっています。それゆえ、私たち自身の行為が環境に及ぼす影響を、最小限にとどめるべきであると感じています。
そのような趣旨に沿って私たちは、環境保護と回復のために、売上高の1%を「地球のために1%協会」に寄付することを決めました。(http://onepercentfortheplanet.org/)
協会のメンバーは、健全な地球に対して責任を感じるだけでなく、健全な地球に多くを負っているという意識ゆえに、メンバーたるものは世界的な環境という大義のために少なくとも利益の1%を寄付します。
また、ラ・メゾン・ドノン・エ・ルパージュは、「ププル・ルー協会」(Peuple Loup:狼人間の意味)と、その活動の一環である「ベイ=ジェームス・プロジェクト2008-2011」(ケベック、カナダ)に協賛しています。
この協会の目的は、自然環境に生きる野生オオカミの群れを3年間にわたって観察することを通じて、オオカミという種、群れの社会組織と人類との共存能力に関して、より知見を深めることです。ここで得られた知見は、学校を中心として一般に公開される予定です。また最終的には、オオカミと人間が互いに生命の危険を犯すことなく、環境に適応して共存する可能性を提案する予定です。
この素晴らしいプロジェクト自体と、その進捗状況については、協会の公式サイトをご覧ください。(www.peupleloup.info )

ラ・メゾン・ドノン・エ・ルパージュは、かつてサミュエル・アンジュレアール氏 (2005年度ゴー・ミヨ最優秀ソムリエ受賞)に、私たちの諸ヴィンテッジのシャンパーニュのクオリティを判定していただきました。また、最高級のヴァン・ドゥ・シャンパーニュは、単なるアペリティフにとどまらず、食材と「完全なハーモニー」を奏でるワインとして嗜んでいただくことを願っています。私たちの各シャンパーニュにぴったりの料理をご提案するために、セドリック・ベシャド氏の協力を仰ぎました。氏は、かつてパリのプラザ・アテネホテルの料理長であり、現在はサント=プレ=シュル=ニヴェルにあるレストラン「オベージュ・バスク」のオーナーシェフです。

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レコルト・ノワール(シャンパン解説)

2011-01-31

Recolte Noire レコルト・ノワール 

品種:ピノ・ノワール 100%
リザーヴワインを2005年産40%使用。年により割合は異なる。ブラン・ド・ノワール(ドザージュ9g/l)
《レコルト・ノワール》は、澄明で淡い黄色を帯びています。細かくて勢いのよい気泡は、いつまでも規則正しく上昇ラインを描きます。さまざまなワインの芳香に混ざって、ブリオッシュの香りが感じられます。 口に含むと初口には重厚感があり、かすかにリンゴや洋ナシのニュアンスがあります。 また、繊細な気泡は、後口にほろ苦さを感じさせます。このレコルト・ノワールには本物の悦びがあり、これぞテロワールの持ち味と少量のドサージュならではの、風味のバランスとくっきりとした立体感の楽しみに浸ることができます。
【ぴったりの料理】 オベージュ・バスクのセドリック・ベシャド氏によるアドバイス:
カスティーリャ風子羊の蒸し煮、アンチョビのクランブル、ギンティージャ(青唐辛子)入り野菜のポトフ

レコルト・ブリュット(シャンパン解説)

Recolte Brute レコルト・ブリュット 

品種:ピノ・ノワール 70%  シャルドネ 30%
リザーヴワイン2005年産を40%使用。年により割合は異なる。エクストラ・ブリュット(ドザージュ5g/l)
《レコルト・ブリュット》は、淡い黄色を帯びています。 細かくて勢いのよい気泡が、いつまでも規則正しく続き、上り立つ泡のリングが液面のすべてを覆います。イエロー・ピーチや、かすかにレモン風味を帯びたマシマロのような香りが感じられます。初口の味わいには、はじけ続ける泡に後押しされたフレッシュ感があり、青リンゴや僅かなミネラル質の印象を与え、心地よい瑞々しさが後口に長く残ります。紛れもない個性を持つ《レコルト・ブリュット》の特徴は、その快活さとフレッシュ感にあります。
【ぴったりの料理】 オベージュ・バスクのセドリック・ベシャド氏によるアドバイス:
赤身肉のヴェルヴェーヌ香草風、アイボリーソース、ムール貝とポロねぎのカレー風味グラタン

レコルト・ブランシュ(シャンパン解説)

Recolte Blanche レコルト・ブランシュ 

品種:シャルドネ 100%
リザーヴワインを2005年産40%使用。年により割合は異なる。ブラン・ド・ブラン(ドザージュ8g/l)
《レコルト・ブランシュ》は、硬い石灰岩土壌(シャブリ地区のようなキメリジャン土壌)で、日当たりの良いブルゴーニュの気候のテロワールで作られたブドウを使用します。樹齢は25年。畑は、芝を残し(理想的な微生物環境、ビオディナミ土壌のため)、雑草コントロールのため鋤で耕します。また、人工的化学肥料の使用はしません。収穫は、手摘みで行い、畑においてブドウ果を厳しく選別します。最適な成熟期を見極め、開花時の芳香を待っての収穫となります。
樽は、ピュリニー・モンラッシェ産の古樽(4-5年産)を使用し、最小限の清澄と軽い濾過を行い、瓶詰は手作業です。発酵は、13℃の伝統的なセラー内で、長い瓶内2次発酵(泡を生み出すため)を行います。最低24ヶ月熟成、斜めのラックで熟成させます。ワインの構造を保つために、自家製リキュールと最小限のドザージュを添加しています。

レコルト・ローズ(シャンパン解説)

Recolte Rose レコルト・ローズ  

品種:ピノ・ノワール 100%
リザーヴワインを2005年産40%使用。年により割合は異なる。ブラン・ド・ノワール(ドザージュ9g/l)
《レコルト・ローズ》は、サーモンピンク色を帯び、液面全体にむけて無数の気泡の列がしっかりと立ち上ります。気泡は途切れず、勢いよくのぼっていきます。香りは、赤系ベリー(ザクロとキイチゴ)の風味が感じられます。口に含むと、第一印象はフレッシュ感が占めますが、次に未熟な赤系ベリーの風味が広がります。僅かにワインらしい芳香を伴いながら、後口はフルな満足感があります。繊細で、フレッシュなシャンパーニュ・ロゼです。
【ぴったりの料理】 オベージュ・バスクのセドリック・ベシャド氏によるアドバイス:
マンゴ入りサングリア、ブリオッシュの焦がしココナツ風味、ラズベリーとジンジャーのシャーベット


また、ラ・メゾン・ドノン・エ・ルパージュのシリーズに、間もなく新たなキュヴェが加わります。
《Grande Cuvee “Alliance”》  グランド・キュヴェ「アリアンス」 ピノ・ノワール50%、シャルドネ50%。
2010年後半に販売開始予定。

ご購入

このシャンパンはヴァン・ヴィーノ・ブリュレでお飲みいただくことができます。
このシャンパンはワインショップ ワインホリックでご購入いただけます。

こちらでご購入いただけます。

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